じーちゃん

ゆうすけ119MHz

2009年05月06日 00:02

実家に帰ってます。

暇人だなんて罵らないで下さい。

…いや、もっと罵って!!

もっと汚い言葉をボクに投げかけてください。

「この汚らしいブタが!」等のコメント、お待ちしております。



こんばんは、歩く変態、

ゆうすけ”わんわん”119MHzです。





今回はじーちゃんの看病の為に帰国しました。

ボクのじーちゃん、今はひとりしかいないんですよ。

だからってなんもないんですけども。



じーちゃんはね、ボクが子供の頃からいつもそばにいました。

畳屋さんで、いつも重い物を持っていたじーちゃんの手は、

骨張っていて、ちょっとだけ怖かった。

共働きで忙しかった両親の代わりに、

幼稚園の行事に出てくれたこともあります。

無口だけど、頼もしいじーちゃんでした。



あれから十数年、じーちゃんはちょっとだけ変わりました。

畳屋の看板を降ろし、日課のビールを飲まなくなりました。

足が悪くなって、正座がちょっとできなくなりました。

耳が遠くなったのか、声をかけてもあまり反応してくれません。

指がどうしても震えてしまいます。

そして今、じーちゃんは病院のベッドの上で、毎日を過ごしています。



今度はボクらが支えなきゃね。

…いやいや、まだまだじーちゃんにはがんばってもらわないと。

早く元気になって、また野菜を育てて貰わないとね。

じーちゃんの育てたキュウリや白菜が好きだから。

みんなみんな、じーちゃんが大好きだから。



入院生活もちょっと疲れて、ご飯も喉を通らない…

そんなじーちゃんに少しでも元気になってもらいたくて、

ご飯の時間になるとじーちゃんのとこへ行きます。

見栄っ張りなじーちゃん、孫の前で弱気な姿は見せられないのか、

いつもより多く食べてくれているみたいです。



時々ばーちゃんと一緒にじーちゃんのところへ行きます。

ばーちゃんが顔を見せると、じーちゃんは喜びます。

愛の力は偉大だな、と思いました。

年を重ねても、互いを思いやれる夫婦になりたい、

ボクもそんなおよめさんを見つけないとな、と思いました。







……で、ボクへの好感度はどれくらい上がりました?

あ、次の休みにデート誘えるくらい?

…デート場所は?

遊園地か図書館の二択?

………ちゅーくらいできそう?

そうかそうか、そりゃあ良かった。

じーちゃんも喜ぶ。