悪魔を憐れむ歌

ゆうすけ119MHz

2009年12月03日 15:01

君は潤んだ瞳でこう言う。


「あなたとわたしは出逢う運命だったの」


ある日突然恋に落ちることも、

この世に生を受けることも、

そして、死んで土に還ることさえも、

全ての事象が

予め決められていることならば、

ボクは今日寝ゲロする運命だった、

これで済まされる問題なんでしょう。



現実主義者を気取る私としましては

運命などという

ロマンチックな戯言は

毛頭信じておりませぬ。

ただただ飲んで忘れたい出来事があって

一人でビールを飲んでいたら

いつの間にか寝てしまい、

そして気付いたらゲロの海の中で目覚めた、

それだけでございます。

誰かがウチに来てボクの頭に

ゲロを吐いていった、

とは考えにくいことでございます。

いえ、考えたくもございますん。

補足ですが、かの有名なベートーベンの代表作、

第五交響曲ハ短調、運命は

寝ゲロで寝ている浮浪者からアイディアが浮かんだと

ベートーベンは後に自伝の中で語っているそうです。

あくまで伝聞ですので冗談半分で聞き流していただきたいんですけども。



ゲロ、もとい吐瀉物の話題は

これで終わりにしたいと

思っております。

このまま書いていくと明日から

口を聞いて貰えなりますので。

何?飲み過ぎで頭痛いんじゃないか、と?

心配して頂き、誠にありがとうございます。

しかしながら私ゆーすけいけだ、

頭が少し、少しだけおかしいだけでありまして。

白痴が何か言っている、

それだけで片付けて頂ければ

結構でございます。



ちなみに家にあったズブロッカの瓶が空になっていますが、

これも運命でしょうか?

おそらく昨日ロシア人の泥棒が

ウチに忍び込んで、

盗むものもないしとりあえず酒でも、

と思って酒盛りを始めた。

そう考える方が妥当でしょうか?

そうですね、妥当ですね。



話は戻りまして運命についてですね。

全ての出来事が神やら仏やらアッラーの掌で

起こっていることとするならば

ボクはくだらないことだと

人生のサジを投げることでしょう。

いくつもの可能性が重なった上で

事が起こるならば、

それは運命よりもロマンチックで

時に残酷なことだと思うのです。



あなたと巡り逢えた偶然に、感謝。

寝ゲロしたけど、がんし…がんし…ゃ、感謝。