2010年03月24日
No say "GOOD BYE"
「大分?あー、別府のあるとこね」
国公立大学の前期試験で必ず受かると踏んでいたボクは、
後期試験の出願を辞めようと考えていました。
両親の強い勧めもあり、半ば惰性で後期試験も受けることになりました。
テキトーに、ホントテキトーに選んだところが大分。
一度も行ったことのない場所で、冒頭のようなイメージしかありませんでした。
結局前期試験で不合格となり、大分へ来ることになりました。
受験前夜に大分に乗り込んだのですが、宿の予約を忘れていたため、
ネットカフェに泊まったのはいい思い出です。
大学が決まってもあまり嬉しくなかった覚えがあります。
いえ、本来ならばこれほどまでにどうしようもないボクを
採ってくれたという大学に対して、
涎を垂らし、鼻汁を流しながら歓喜すべきなのでしょうが、
どちらかといえば大都会――つまり関東や関西、少なくとも福岡あたり--で、
自分を試したいと考えていたボクにとっては大した感動はなかったわけです。
しかし、それが間違いだということには
大分で暮らし始めてすぐに悟りました。
ひとつめは大分が想像以上に都会だったということ。
パークプレイスの観覧車を見てあまりの大きさに失禁し、
長崎にはないパルコを見上げ、手足を震わせながら
思わず奇声を発してしまい、お巡りさんに連行されたこともありました。
ふたつめはボクがとんでもない田舎モノであったということ。
デブでブサイク、おまけに対人恐怖症気味のボクが
大都会にいきなり放り込まれていたら、淘汰されていたに違いありません。
人の詰め込まれた満員電車でもボクの両隣にはなぜかスペースが出来ていて、
動こうものなら「チッ…」という悪意に満ちた舌打ちが、
どこからともなく聞こえていたに違いありません。
キャンパスでは友達が出来ずにランチinトイレを満喫していたことでしょう。
ひとり部屋に戻り、ブルマ姿に着替えて部屋の隅で体操座りをしていたハズです。
キレイな女性に話しかけられたと思って意気揚々としていると、
いつの間にか残っているのは英語の教材と多額の借金だったに違いありません。
…もうこれくらいでいいですか?
大分はいいとこです。
人は皆こんなボクにも優しく接してくれ、
対応に困っただろうときには温かく無視してくれます。
女性は皆キレイで優しく、英語の教材や壺を売りつけられることもありません。
枕を濡らしたことや全裸で体操座りをしたことはありましたが、
思い返す限り、自殺を考えるようなことはなかった気がします。
大分、なんていいところでしょうか。
じゃんぐる公園でブログをはじめたのはそんな大分に来て2年目の冬でした。
去る3月7日、ゆかさんのパパス送別会に
ボクの卒業祝いも含まれていたんですけども、
その時に頂いたメッセージを見て、不覚にも泣いてしまいました。
大分来てホント良かったなぁ、と。
涙をまんねんさんに見られたんですが、見ないフリをしてくれたことに感謝です。
直接パパスに来て祝ってくださった方、メッセージをくださった方、
プレゼントをくださった方、本当にありがとうございました。
最初はお世話になった全ての方に対してレスポンスしようと思いました。
でもレスを考えているうちに「大分離れたくないなぁ」と
何とも子供地味たことが頭から離れなくなりました。
それに「お世話になりました」だなんてもう会えないみたいじゃないですか。
生きてりゃ会えるくらいで構えときたいなァ、と思いまして。
なのでさよならは言いません。
今回でゆうすけ119MHzのじゃん公でのブログは終わりです。
いつまでもダラダラと残しとくよりは、潔くシメたいと思いまして。
ただ、長崎のマーシーと謳われたワタクシ、覗き見が趣味です。
たまには皆さんのブログを覗いてコメントするかもしれません。
mixiをやってらっしゃる方は…探してください。
じゃ、行ってきます。
国公立大学の前期試験で必ず受かると踏んでいたボクは、
後期試験の出願を辞めようと考えていました。
両親の強い勧めもあり、半ば惰性で後期試験も受けることになりました。
テキトーに、ホントテキトーに選んだところが大分。
一度も行ったことのない場所で、冒頭のようなイメージしかありませんでした。
結局前期試験で不合格となり、大分へ来ることになりました。
受験前夜に大分に乗り込んだのですが、宿の予約を忘れていたため、
ネットカフェに泊まったのはいい思い出です。
大学が決まってもあまり嬉しくなかった覚えがあります。
いえ、本来ならばこれほどまでにどうしようもないボクを
採ってくれたという大学に対して、
涎を垂らし、鼻汁を流しながら歓喜すべきなのでしょうが、
どちらかといえば大都会――つまり関東や関西、少なくとも福岡あたり--で、
自分を試したいと考えていたボクにとっては大した感動はなかったわけです。
しかし、それが間違いだということには
大分で暮らし始めてすぐに悟りました。
ひとつめは大分が想像以上に都会だったということ。
パークプレイスの観覧車を見てあまりの大きさに失禁し、
長崎にはないパルコを見上げ、手足を震わせながら
思わず奇声を発してしまい、お巡りさんに連行されたこともありました。
ふたつめはボクがとんでもない田舎モノであったということ。
デブでブサイク、おまけに対人恐怖症気味のボクが
大都会にいきなり放り込まれていたら、淘汰されていたに違いありません。
人の詰め込まれた満員電車でもボクの両隣にはなぜかスペースが出来ていて、
動こうものなら「チッ…」という悪意に満ちた舌打ちが、
どこからともなく聞こえていたに違いありません。
キャンパスでは友達が出来ずにランチinトイレを満喫していたことでしょう。
ひとり部屋に戻り、ブルマ姿に着替えて部屋の隅で体操座りをしていたハズです。
キレイな女性に話しかけられたと思って意気揚々としていると、
いつの間にか残っているのは英語の教材と多額の借金だったに違いありません。
…もうこれくらいでいいですか?
大分はいいとこです。
人は皆こんなボクにも優しく接してくれ、
対応に困っただろうときには温かく無視してくれます。
女性は皆キレイで優しく、英語の教材や壺を売りつけられることもありません。
枕を濡らしたことや全裸で体操座りをしたことはありましたが、
思い返す限り、自殺を考えるようなことはなかった気がします。
大分、なんていいところでしょうか。
じゃんぐる公園でブログをはじめたのはそんな大分に来て2年目の冬でした。
去る3月7日、ゆかさんのパパス送別会に
ボクの卒業祝いも含まれていたんですけども、
その時に頂いたメッセージを見て、不覚にも泣いてしまいました。
大分来てホント良かったなぁ、と。
涙をまんねんさんに見られたんですが、見ないフリをしてくれたことに感謝です。
直接パパスに来て祝ってくださった方、メッセージをくださった方、
プレゼントをくださった方、本当にありがとうございました。
最初はお世話になった全ての方に対してレスポンスしようと思いました。
でもレスを考えているうちに「大分離れたくないなぁ」と
何とも子供地味たことが頭から離れなくなりました。
それに「お世話になりました」だなんてもう会えないみたいじゃないですか。
生きてりゃ会えるくらいで構えときたいなァ、と思いまして。
なのでさよならは言いません。
今回でゆうすけ119MHzのじゃん公でのブログは終わりです。
いつまでもダラダラと残しとくよりは、潔くシメたいと思いまして。
ただ、長崎のマーシーと謳われたワタクシ、覗き見が趣味です。
たまには皆さんのブログを覗いてコメントするかもしれません。
mixiをやってらっしゃる方は…探してください。
じゃ、行ってきます。
Posted by ゆうすけ119MHz at
08:14
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