ひとりのよるに

『…余命は、もって2ヶ月です』

医者にタイムリミット突きつけられた。

いやぁ、いきなり過ぎるだろー、ホント。

2ヶ月だって2ヶ月。

夏休み入るかどうかも怪しいじゃんか。

『んー、胃に悪性腫瘍…つまりは癌がありまして…』

まどろっこしい説明はいいよ、

要は胃癌なんじゃないですかせんせー。

つーかご飯食べられるの？

ご飯の無い生活なんて有り得ないね。

ボクならソッコー自分の頭ブチ抜きますわ。

…そんな勇気はないわけなんですけども。



というわけで身の回りがごたごたしてます。

あ、ぼかぁ死にませんよ、まだ、ええ。

いやぁ、死ねと言われても死にきれませんよ、うははー。

色んなプレイを体感した上で腹上死してみたいです。

…ウソです。



死ぬって順番あるんですかねぇ。

じーちゃんばーちゃんが死んで、

とーちゃんかーちゃんが死んで、

で、ようやくボクも死ねるわけです、順番的には。



けどぼかぁワガママで寂しがり屋のウサギさんなので

いつ死ぬのかわかりません。

もし、ボクがワガママで寂しがり屋じゃなくても、

いつ死ぬのかなんてわかりません。



かの上半身裸に黒スパッツ姿の伝説の芸人、

江頭2：50の言葉で今日はさよならです。



『　これをやったら次回出られなくなるんじゃないか、

　　なんて考えないようにしている。

　　人間、いつ死ぬかわからないから

　　そのときのすべてを出し切りたいんだ。

　　俺はいつ死ぬかわからないし、

　　見てくれてる人だっていつ死ぬかわからない。

　　視聴者が見た最後の江頭が

　　手抜きの江頭だったら申し訳ないだろ？　　』





強く生きようか。　





ありゃー、文滅茶苦茶だ。