ひとりのよるに

  

さて、地元へ帰ってきて手術を受ける、ということで

昨日は病院に行って参りました。

受付で名前が呼ばれ、さっさと入っていったんですが、

白衣を纏ってボクを待ち構えていたのは、先輩の佐野さん（仮名）でした。

方言丸出しで読みにくいとは思いますが読んでやってください。


ボク：おおう！お久しぶりッス、どもー。偉くなりましたねー。

佐野さん：問診見てまさかと思ったらやっぱお前や…（ため息）

ボク：ういス！

佐野さん：また事故や？もうバイク乗んなさ。

ボク：もう次買う準備しとります。

佐野さん：アホやな。そんなピンピンしとるなら手術せんでもくっつくやろ。

ボク：全麻イヤなんでボクもしたくないッス（笑

佐野さん：まあレントゲン次第やけどな。撮って来い。



…撮影後の会話



佐野さん：手術やな、キレーにぽっきりイッとる。

ボク：やるんなら極麻でおながいします。

佐野さん：いつかやった内臓破裂より痛かよ？

ボク：剃毛は快感ですが尿道にカテ入れるのだけはキレーな看護士さんでも勘弁…

佐野さん：うるさか、術日来週月曜でよかな？わかったらさっさと検査行け。



全身麻酔だと色々検査しなきゃいけんそうな。

そこで初めて自分の肺活量を測るということで興味津々のみゅうすけ、御年二十一。

結果は9000ccちょいだったんですが、基準がわからん。

この数値は果たしていいもんか悪いもんか…まあいいんですけどね。

だって看護士さん素っ気なさ過ぎるし。

もうちょいボクのあとぅい視線に気付いてください。



ボク：終わりやした。事故処理の関係で明日大分戻っていいスか？

佐野さん：よかよ。俺お土産かぼす団子でよかけん。
　　　　　つーか骨ひびかんとなら飲もーぜ。メンバー集めとくけん。
　　　　　おばちゃんによろしく。


そして夜、会場へ行くとすでにあの頃のメンバーが10人ほど集まってました。

ちょっと違うのはほとんどみんなスーツ着てるってことくらいで
（大体ボクの知り合いって年上しかおらんのです）。

浮浪者コスプレをしていたボクはあの頃のように浮いていました。



平日で30人以上集まるってあんたらどんだけ暇人だよ、

そもそも佐野さん人呼び過ぎだろ、等々考えることもなく飲んどりました。




年を重ねるのがイヤでイヤでしょうがなかったあの頃。

ずっと子供のままでいたくて街中をフラついてました。

朝まで遊んで、家にはほとんど帰らず、学校では寝てばかり、

そんな昔が懐かしくてついつい感傷に浸ってしまいました。





さて、大分戻りますかね。

明日にはまた地元ですが。



あ、ボクの代わりに尿道にカテーテル、及び浣腸されてくださる方、大募集です。

いや、確かにドMですが、スカ●ロの気は残念ながらないんですよ。

…うん、性癖暴露は冗談でもしちゃいけないね、

ということでみゅうすけでしたー。